キャスターについて

スーツケースの選び方②
キャスターについて
キャスターはスーツケースを運ぶための重要な機構であり、最も壊れやすい部分です。
いくらスーツケースのデザインがよく、丈夫でも旅先でキャスターが壊れては大事な旅行が台無しです。
旅先でキャスターが壊れ仕方なく現地で買い換えるなどの話もよくあります。

キャスターは消耗品
キャスターは唯一の回転機構で、「擦り減る」パーツです。
通常の運搬使用で用いる場合も、キャスターに向かって全荷重がされ、その状態で路面と接しながら使われることで、消耗率が高いというのは必然的なのです。
そこで以降で、キャスターを選ぶポイントを紹介します。
キャスター選びのポイント


キャスターを選ぶポイントはおおきく2つあります。

①耐久性
大きい車輪のキャスターを
重要なポイントはやはり耐久性です。

実際使ってみないとなかなか判断が難しいと思いますが見た目でもわかる基準として、大きいキャスターをお勧めします。
何故なら、大きいキャスターほど車輪の回転数が少なく、車輪から軸の金属にかかる摩擦が少ないので、壊れにくいと言えるからです。


キャスターを選ぶポイント・耐久性


実はキャスターが壊れる原因はこのキャスターの車輪の回転が軸の金属に伝わり、発熱してプラスチックを溶かしてしまうところにあるのです。
キャスターの車輪が小さいほど軸に伝わる摩擦が多くなり壊れやすくなり、逆に大きな車輪のキャスターほど回転数が少なく摩擦が少ないため壊れにくいと言えます。
また海外はでこぼこ道や段差も多いため大きい車輪のものほど小さい力で動くので女性や高齢の方には特にお勧めです。




キャスターを選ぶポイント・傾け許容角度




②傾け許容角度
キャスターはスーツケースを傾けても車輪を垂直に保ち走行でるように設計されていますが、ある角度を超えてスーツケースを傾けるとこの車輪の垂直が保てなくなり、傾いたまま走行しキャスターが壊れてしまいます。
この正常に垂直を保てる角度が傾け許容角度です。


以前はこの45度を超えると問題となるキャスターが多かったのですが、最近はこの角度が改善され、45度を超えてかなり低い角度でも正常に走行できる様になっています。
スーツケースを購入の際はこの傾け許容範囲をお調べになるか、またはできる限りご自身の目で見て、実際に傾けてみて確認されることをお勧め致します



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