フレームについて

スーツケースのあれこれ
スーツケースのフレームについて
スーツケースの基礎・骨組みとなるフレームについては、これまで様々な素材が研究・開発されてきました。
スーツケースを選ぶ上で重要なポイントとなるフレームは、どういった素材で、どういった特徴があるのでしょうか?
フレームの素材
スーツケースのフレームの材質には、「マグネシウム」、「アルミニウム」、「スチール」といった金属が使われています。

3種類の中で安価で丈夫なのはスチールです。
しかしながら、「重い」という問題点があります。
そのため、余程安価なスーツケース以外は、マグシウムやアルミのフレームが主流となっています。

マグネシウムは、非常に軽量ですが、高価であることから、スーツケースの販売価格が高くなってしまいます。
一方、アルミフレームは、マグネシウムフレームと比較すると重いのですが、安価です。
市場では概ね4万円~10万円のスーツケースにはマグネシウムが、概ね1万円~2万円くらいのスーツケースにはアルミニウムが使われているようです。
フレームの強度

上述したように、マグネシウムは軽い素材ではありますが、単重量比ではアルミや、鉄よりも高い強度を持っています。
フレームとして利用する場合は、同じ重さでも太くできるため、マグネシウムフレームはより強いフレームとなるのです。

当社は以前、マグネシウムフレームのスーツケースをレンタルしていましたが、マグネシウムフレームのスーツケースは、アルミフレームのスーツケースと比較して、明らかにフレームが歪んで戻ってくるものは少かったと記憶しています。

フレームの強度
そして、フレームは大きく歪んでしまうと、スーツケースの開閉が困難になります。
旅行先でスーツケースが開かなくなってしまうと、大変不便となるため、このフレームの強度というのは重要なポイントです。
そして、多くの業者は、価格と強度のバランスを考慮し、アルミフレームを採用しております。


フレーム選び

フレーム選びのご参考までに。

・フレームの太さで選ぶ
素材の強度といった点を見抜く事は難しいですが、太ければ太いほど丈夫なのは確かです。
実際に開いてみて太いものを選ぶのが良いでしょう。

・金属以外のフレームも選択肢に入れる
金属のフレームは使っていれば徐々にゆがんでしまいます。
そして、フレームがどんなに強くても、ボディーがプラスチック製品である以上、フレームが歪む程の衝撃をスーツケースが受けると、どの素材をフレームに使っていても、ボディーに亀裂・陥没等の破損が発生するでしょう。

フレーム選び
壊れてしまえば、どちらも次の旅行には使用できず、修理するか買い替えが必要です。
そのため、布・ファスナータイプのスーツケースであれば、衝撃をスーツケース全体で受けるため、実は強度が上がる場合もあるのです。 こういった点を考慮し、金属フレーム以外の選択肢も考慮してみてはいかがでしょうか。


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